茨城県坂東市にあるミュージアムパーク茨城県自然博物館。
広大な土地に位置する自然博物館、館内は広くて様々な展示がたくさんあり、1日じっくりと回って楽しめます。
今回は、そんなミュージアムパーク茨城県自然博物館の見どころをお伝えします。
博物館の概要
開館時間、料金は?
開館時間は午前9時30分~午後5時(午後4時30分までに入館)。
休館日は、月曜日。月曜日祝日なら翌日以降が休館となっています。
その他、年末年始やゴールデンウィークなどは、休館日が異なる場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
入館料は企画展開催時は一般850円(常設展は610円)、小中学生170円(常設展のみ110円)です。
未就学児は無料で入ることができます。
また、小中学生は毎週土曜日(長期休み期間を除く)は無料で入れるほか、みどりの日(5/4)や茨城県民の日(11/13)など無料入館日もあります。

年間パスポートは一般が1770円で、当日入会できます。年間3回以上行く場合は、年間パスポートの方がお得になります。
家族で行くなら友の会がお得?
年間パスポートの他に、家族で年間3回以上行く場合は、友の会への入会がおすすめです。
友の会は、様々な特典が受けられる会員制度。
4月入会だと、3月31日まで有効のカードを4000円で発行できます。
友の会の特典は?
- 博物館の入館無料
- 博物館ニュース、友の会会報、イベント案内がもらえる
- 会員限定イベントへの参加(クリスマス交流会、野鳥や昆虫の観察会、宿泊イベントなど)
- 博物館イベントの特別枠あり(人気イベントに参加しやすくなる)
- ミュージアムショップの対象商品が10%割引
- レストランでドリンクバーサービス(家族会員は食券1枚でドリンクバー1人分、2人分まで。)
- 博物館図書ルームの本の貸し出し
家族会員なら、登録した家族全員が期間内であれば入館無料になります。家族人数が多く、数回来館する予定なら、こちらの方がチケット代がかなりお得になることも。
来館の際は、チケットももらえます。

さらに、いろいろなイベントへの参加の機会も増えるので、子どもの体験の場を増やすこともできます。
フロアごとの展示
フロアは3階にわかれています。各フロアの詳細についてお伝えします。

1階
企画展示室があり、企画展の展示を行っています。
こちらには2階の高さまであるヌオエロサウルスの骨格標本の複製が展示されています。
茨城県の自然についての展示があります。観察コーナーの奥にはイベントで使用するスタディルームがあります。その他、1階には図書室もあります。

レストランやショップ、飲食が可能なセミナーハウスもあります。
また、トイレの近くには授乳室も完備されていました。

2階
正面の入り口と、チケットブースがあります。
入ったところには、マンモスの骨格標本があります。その他、宇宙、恐竜、自然などをテーマにした展示があります。
3階
映像ホールとなっています。
エレベーターは2階までが1か所、屋上までが1か所あります。
展示から展示に行くのに、階段が多い印象ですが、スロープもついていますので、ベビーカーでもいけます。
全体的に、ガラス張りにもなっているので、開放感のあるつくりとなっており、施設内も広く感じられます。

博物館おすすめポイント
迫力満点 リアルな動く恐竜の展示!
2階の『地球の生いたち』という展示に、恐竜のジオラマがあります。
ティラノサウルス親子とトリケラトプスがみられ、迫力満点の恐竜を間近に見ることができます。そして、首を左右に振ったり、恐竜の鳴き声が聞こえて、とてもリアルに再現されています。
あまりの迫力に、子どもによっては、結構こわがることもあるかもしれません。


圧倒される大きな展示物
2階には、巨大な松花江マンモスの骨格標本が展示されています。
壁に高さが記載されているので、大きさの目安もわかりますし、なんといっても牙の迫力は圧巻。

1階から2階にかけての高さにある、ヌオエロサウルスの骨格標本は、頭の先から、しっぽの先まで展示されています。
1階部分から見上げると、その高さに驚きます。2階からも見られるので、いろいろな角度で観察してみるのも楽しいです。

屋外には、巨大な実物大のダイオウイカの模型もあります。ダイオウイカの手の長さを見ることもできます。

このほか、いろいろな生物たちの模型や骨格標本、はく製などがあり、実物の大きさを体感することができます。

年齢問わず楽しめる展示や資料がたくさん
展示の内容や種類が多いのもさることながら、展示も子どもが遊びながら楽しめるようなものがあったり、無料でもらえる施設内の情報がのったパンフレットも、とても充実しています。
幼児~小学校低学年なら、リアルな恐竜の展示や、古代生物などの大きな展示を楽しめます。
展示によっては、触ったり、音を鳴らしたり、のぞいたりといった、体験しながら学べるものがあります。クイズラリーなどもあって、子どもが楽しみやすい工夫がたくさんなされています。
小さい子どもでも保護者同伴で参加できるイベントも開催されているので、楽しみながら学べます。
費用も無料~100円程でコスパも抜群。事前に予約が必要なものもあり、人気のものは早急に埋まってしまうので、こまめに情報をチェックするのがおすすめです。

博物館だと、小さい子は退屈しないかな?と思うかもしれませんが、意外と1歳も楽しめます。
特に、水の生き物がいるコーナーは、川魚から海の魚まで、実際に泳ぐ魚がみられる水槽があるため、1歳児は泳ぐ魚に夢中になっていました。
館内のいろいろな展示を見ながら、お子さんの興味を知るのもいいかもしれません。
また、小学生くらい大きくなってきたら、屋内の展示をじっくりと見て勉強するのもいいですが、屋外フィールドで植物探しをするのもおすすめ。
館内においてある植物マップはとても参考になります。植物の特徴や豆知識がのっていて、とてもわかりやすいです。
フィールド内の植物(桜やコケ類など)を地図を頼りに実際に探すと、植物の勉強になります。
とても手の込んだ資料で、植物についてもたくさんの種類が書かれているので、ぜひゲットしてみてください。
屋外フィールドは芝生や草花が咲いており、とても広いのでお散歩にもおすすめです。
トランポリンや、水遊びエリア(4月~9月まで)もあるので、お子様も楽しめます。
食事はどうする?
レストランなら恐竜メニューもお子様メニューも食べられる
1階にあるレストラン、ル・サンク。
こちらは平日午前11時から午後4時まで、土日祝日は午前10時30分から午後4時まで営業しています。
メニューも豊富で、カレーやかつ丼、うどんやラーメンといったメニューのほか、子ども向けのメニューもあります。


食券を購入して料理ができたら取りに行くスタイルとなっていますが、11時30分~12時頃は食券を購入する列ができていて、結構混雑しています。
食券を購入し、ドリンクを取りに行っている間には、料理が完成していました。


コスパ重視ならお弁当持参も可能
1階のセミナーハウスでは、椅子と机が多数あり、自動販売機もあります。
こちらでは、休憩したり、持参したお弁当を食べることができます。
お弁当が持参できるので、ゆっくり食事をしたり、昼食代の節約もできます。
博物館オリジナルグッズも多数 お土産も必見
オリジナルメダル
博物館内の1階、カプセルトイコーナーの横には、博物館オリジナルのメダルが販売されています。
1個700円ですが、隣の刻印機では、30円で文字入れできます(24文字まで)。
両替機はありますが、10円玉への両替はできなかったので、刻印したい場合は10円玉を持参してください。


ミュージアムショップ
2階のレストラン横に、グッズを販売しているショップもあります。
こちらのショップでは、『友』マークの商品は、友の会の会員だと割引になります。
おもちゃや文房具、本、衣類、お菓子など、お土産も充実しています。
特に、企画展に関連したグッズや、展示に関する説明書は人気の物だと売り切れてしまうことも。せっかく企画展を見に訪れた際は、ぜひ購入したいですよね。
注意する点としては、レストランやショップに行く際は、一度出口を出る必要があります。
まとめ
常設展示も楽しめますが、時期によってさまざまな魅力的な展示やイベントが行われている、ミュージアムパーク茨城県自然博物館。
お子さんの理科的センスを身につける上でも、とてもおすすめなので、良かったら、参考にしていただけたらと思います。
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