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子連れフライト 子どもの退屈やぐずり対策10選

子どもとのフライト、長時間座りっぱなしで飽きてしまわないか、泣いたり騒いだりして周りに迷惑をかけてしまわないか、と何かと不安ですよね。

そこでこの記事では

  1. 飛行機に乗る前にやっておくといいこと
  2. 退屈しがちなフライトを楽しく過ごすための方法
  3. 子どもにありがちなフライト時のトラブルの回避方法

についてお伝えします。

子どもと一緒のフライトの不安が、少しでも軽減できるように、この記事を参考にしてみてください。

目次

①座席の予約 子連れは通路側の確保がおすすめ

子連れで座席選びをするときは、子どもとはなれてしまわないよう、できるだけ並び席にしたり、家族で前後の席にしておきたいですよね。

子連れは、窓際よりも通路側にしておくと、移動が楽です。

理由は、トイレに行きたいときや、おむつ交換に行きたいとき、子どもを抱っこしながら他の乗客の間を通っていくのが、かなり大変だからです。

また、あきたりぐずったりしたときも、すぐに通路に出て歩いたり、抱っこしたりできるので、通路側がおすすめ。

窓際で外の景色に夢中になるのも、最初の5分くらい。上空を飛んでいるときは、ひたすら雲か海しかみえません。

なので、利便性を考えて、通路側にしておくと安心です。

また、席をとるときに、席によっては足元が広い座席もあるので、子連れは広めの座席の方が、荷物を取り出したり、子どもが立ちたくなったときに便利

後方席は、CAさんの控えになっています。後方なら、他の乗客に気を遣わず抱っこしてあやしたりもしやすいです。

子どもが小さい場合

バシネットを利用すれば、赤ちゃんが寝てくれている間横に寝かせることが可能です。

ただし、体重(おおむね10kgくらい)や、年齢(1歳くらいまで)などの制限があり、座席も前方の席など、広い空間でなければ取り付けれない、といった指定もあります。

使用したい場合は、バシネットが取り付けられる機体なのか、あるいは取り付けられる座席なのか、子どもが適応であるか確認してください。

②フライト前に身体を動かしておく

フライト中は、子どもが少しでも寝てくれると、お互いに休むこともできますよね。

飛行機にのるまえに、空港内をたくさん歩いたり、キッズスペースで遊んで身体をうごかしておくのがおすすめです。

時間の余裕があるなら、空港のキッズスペースで遊んで体力を削っておくと、フライト中にお昼寝に誘導しやすくなります。

場合によっては、混雑していて保安検査や出国手続きに時間がかかることも。ゲートクローズの時間は厳守してください。

お昼寝しやすくなるように、機内では寒さ対策として暖かい格好をしていったり、必要に応じてブランケットをもらっておくと、眠りやすくなります。

ブランケットは薄手のことが多いので、機内では脱ぎきしやすい暖かい服装がおすすめ。

③保安検査を通過したら飲み物を買っておく

子どもはのどがかわくと、我慢することがむずかしいですよね。

特に小さい子は、水分補給が大切です。機内サービスで飲み物をもらえますが、搭乗してからすぐにでてくるわけではありません。

保安検査を通過したら、自動販売機やコンビニで飲み物を買っておくと安心です。

1歳くらいの子どもは、ふだん使っているストローマグに入れ替えたり、ストロー付きのふたに付け替えて、こぼさないようにしておくと安心です。

④ベルト着用サインが出る前にトイレを済ませておく

離陸時や、着陸時は、安全のためシートベルトを全員着用しなければなりません。

そのため、ベルトを着用中はトイレにすぐに行きたくても、行くことができなくなります。

出発前と、到着する前のベルト着用サインが出る前に、あらかじめトイレにいっておくと安心です。

離着陸前は、お腹をこわしやすい子どもは、冷たい物や身体を冷やさないように気を付けたり、ジュースを多量に飲むのを控えておきましょう。

また、離着陸時以外にも、ベルト着用サインが出ることもあるので、トイレは我慢せず、行きたいときに行っておくのが安心です。

⑤耳が痛くならないように耳抜きをしておこう

飛行機に乗っていると、気圧の変化によって、耳が痛くなることがありますよね。特に離陸して高度が上がっていくときや、着陸に向けて高度が下がってくるときにおこりやすくなります。

そういったときは、耳抜きをして痛みを予防しますが、子どもはなかなか難しいことも。

子どもは離着陸前に、あめをなめたり、水分をとらせて、唾液や飲み物を飲みこむことで、耳抜きがしやすくなります。

赤ちゃんはミルクを飲ませてあげるといいでしょう。

あめは、窒息を防ぐためにも、ぼうつきのものがおすすめ。

子どもが万が一落としてしまったときのことも考えて何個か持参を。大人でも、耳が痛くなりやすい人は、あめやガムをたべるのがおすすめ。

鼻かぜや花粉症などで鼻づまりがあると、耳が痛くなりやすくなることも。症状によっては、フライトの日までに改善できるよう受診して対処しておくのがおすすめです。

耳抜きの一般的な方法は2つあります。

  • 鼻をかむ要領で、鼻をつまんで、鼻から息を吐くようにする方法(バルサルバ法)
  • 鼻をつまんで唾液をのみこむ方法(トインビー法)

バルサルバ法は強くやり過ぎたり、何度も繰り返し行いすぎると、鼓膜を傷つけることもあるので無理に何度も行うのはやめましょう。

⑥乗り物酔いしやすい子は飛行機酔い対策を

ふだんから乗り物酔いしやすい子は、フライト前に酔い止めを飲んでおくと安心です。

飛行機は長時間乗り物に乗っている状態で、外の新鮮な空気も吸えないため、気分が悪くなると改善しにくいことも。

なので、酔わないよう酔い止めで対策をしておきましょう。アレルギーの心配や、人によっては効果が不十分なこともあるので、使ったことのない薬ではなく、普段使っている薬を使いましょう。

⑦機内では新品おもちゃや工作アイテムを活用して退屈対策

狭い機内では、手元のテーブルの上などで遊べるおもちゃや、ぬりえなどの工作アイテムがあると便利です。

特に、新しいおもちゃやぬりえなど、新鮮なものは興味を持ちやすかったりします。

おもちゃ

遊び方が、何通りもあるものや、創意工夫しながら遊べるもの、子どもが気に入っていて集めているおもちゃを準備しておくと遊びに熱中しやすくなります。

空港にあるショップやカプセルトイ、100均グッズなどをチェックしてみるのもいいと思います。

おすすめおもちゃは?

  • レゴブロックなどのブロック系おもちゃ
  • すごろく、ミニオセロ、トランプなどのボードゲーム
  • ミニカー
  • フィギュア
  • ミニパズル
  • ハンドスピナーやこま
100円ショップにあるおもちゃは安くて種類も豊富。機内では特に、いろいろな形に変形できるハンドスピナーでよく遊んでいた。使わなかったものもあったので、やはり子どもと一緒に選んだほうがいいとおもった。
普段よく使っているレゴをもっていったり、新しく買った小さめのレゴをつくるのもいい。レゴシティの車を購入したが、旅行前につくって完成させてしまったので、出すタイミングも重要。ただ熱中して作る作業をしていた。

小さい年齢の子どもでは、新しいおもちゃよりも、使い慣れているおもちゃや、今現在はまっているおもちゃがあれば、それを持参した方が良い場合もあります。

しかけ絵本やお気に入りおもちゃなどがあれば、もっていってあげましょう。

工作アイテム

ふだんからおえかきや、おりがみなど、工作が好きな子なら、おりがみやぬりえ、色鉛筆、シールブックなどを入れたお絵かきセットをもっていくのがおすすめです。

一つにまとめておけば、普段のおでかけや病院の診察の待ち時間対策にも重宝します。

  • シールブックやシール
  • お絵かき帳
  • 色鉛筆やペン
  • おりがみ
  • ぬりえ、めいろ
ジッパー付きの袋にまとめていれてある。100均のめいろやぬりえが入っている。

⑧おやつは必須 子どもの楽しみや小腹対策

フライト中、やはり食べるものがあると、子どもも小腹が満たせたり、食べる楽しみができます。

また、離陸時、着陸時には、耳抜きとしておやつが重宝されます。

行きは十分に準備しておいても、帰りのおやつがない、ということもあります。現地調達できそうであれば、空港で購入することもできますが、0~1歳くらいの子が食べられそうなものがすぐにみつからないことも。

アレルギーが心配なこともあるので、0~1歳くらいの子は、帰りの分も十分に準備して持っていくと良いと思います。

1歳くらいの子は、離乳食やおやつが必須。

持参するおやつの注意点は?

渡航先での食べ物の持ち込み制限に注意

渡航先によっては、肉類や肉製品、生の果物や野菜、種の入った果物、卵、乳製品などの持ち込みが禁止されていたり、動物検疫などの検査証明書の取得が必要になる場合があります。

食べ物の持ち込みの制限について確認しておき、該当する食べ物の持ち込みは避けるようにしましょう。

LCCの一部など、飛行機によっては食べ物が持ち込めないこともあるので、事前に航空会社の注意事項を確認しておく必要もあります。

窒息やアレルギーのリスクがあるおやつは避ける

おやつはアレルギーのリスクを考慮して、普段から食べなれているものが安心です。

そして、窒息のリスクも要注意。カップゼリー、あめだま、ラムネなど、丸い形状のものや、つるんとのみこんでしまいそうなものは控えるのがいいと思います。

また、クッキーやパンなど、唾液の水分が吸収されやすく、飲み込みづらくなってしまう食品は、水分をとらせながら、ゆっくりと食べるようにしましょう。

⑨タブレットで退屈対策 動画や知育ゲームで遊ぼう

機内設備として、モニターが設置されている場合がありますが、LCCなど、機内にモニターが設置されていない場合もあります。

また、子ども向けのアニメがなかったり、あってもつまらなかったりすることもあります。

あらかじめタブレットに動画をダウンロードしてもっていったり、ゲームをダウンロードしておくのも手です。

機内で配布されるイヤホンは、子どもの耳には合わない場合もあるので、キッズ用のヘッドホンを持参するのがおすすめです。

他に、知育タブレットでゲームをするのも暇つぶしになります。

➉飽きたら散歩や抱っこでゆらゆら 

1~2歳児はじっとしていることが難しいです。

この時期は歩き回りたいですし、こちらの指示も聞いてはくれません。

ベルト着用のサインが出ていないときや、機内サービスの時間でないときなど、周りに迷惑をかけない程度に少し歩かせてあげると気分転換になります。

また、小さい子どもは、眠くなってくると寝ぐずりを起こします。

人見知りや場所見知りしやすい時期もあり、なかなか寝付けずにぐずぐずすることも

抱っこしてゆらゆらすると落ち着いて寝やすくなります。普段から使っている抱っこひもも準備しておくと便利です。

まとめ

機内で子どもと過ごす上で便利なものや、飛行機で起こりがちなトラブルへの対策についてお伝えしました。

小さい子がいると、フライトが大変なことも多いですが、対策しながら少しでも楽しく過ごせたらと思います。

子連れで乗った香港航空についてのレポ記事もありますので、よかったら参照してください。

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この記事を書いた人

おでかけとものづくりが趣味の1,3,5歳男の子3人ママです。このブログでは、子連れ旅の実体験から得たお出かけ先のおすすめポイントや注意点の記事や、できるだけお金をかけず楽しく知育をする方法についてまとめていこうと思っています。また、3人の子育てをしていく中で得た知識や経験、さらに看護師・助産師として働いた経験から得た、妊娠中~子育てに使える育児知識についても発信していきたいと思います。

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