香港ディズニーランド、世界一小さくて、東京ディズニーランドよりも空いている、といわれていますよね。
せっかく香港ディズニーランドに行くなら、アトラクションやショー、ショッピング、そして何より日本にはいないキャラクターとのグリーティングもしたい、と思われる方も多いのではないでしょうか。
特に、小さい子どもを連れて行くなら、1日で楽しめるのかな?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
先に結論になりますが、私が実際に1.3.5歳の3人の子どもを連れて、香港ディズニーランドに行ったところ、行きたいところはおおむねいけましたが、全てを1日では回り切れませんでした。
なぜ回れなかったのか、実際の様子や考察した要因についてお伝えします。
結論 1日では行きたいところ全部はいけなかった!
香港ディズニーランドへ訪れる前には、ある程度見たいショーを決めたり、行きたいアトラクションの回る順番を考えたりして、なるべく効率的に回りたいな、と考えていました。
今回回りたい、やりたいとおもっていたものはこちら。
アトラクション
- アントマン・アンド・ワスプ:ナノバトル!
- アイアンマン・エクスペリエンス
- フローズン・エバー・アフター
- ジャングル・リバー・クルーズ
- ミスティック・マナー
- ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー
グリーティング
- ミート&グリート:アイアンマン
ショッピング
- アンディーズ・トイ・ボックス
- パビリオンギフト
- ティック・トック・トイズ&コレクタブルズ
- メインストリート・エンポーリアム
- メインストリートシネマ:マイ・ジャーニー・ウィズ・ダッフィ
レストラン、フード
- スターライナー・ダイナー
- ロイヤル・バンケットホール
- イカ焼き
- キャラメルポップコーン
- ノーザン・ディライツ(オラフのソフトクリーム)
- メインストリート・コーナー・カフェ
ショー
- フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング
- クリスマス限定 昼の城前ショー
- ツリー点灯式
- モーメンタス
優先順位はつけていたにしろ、結構回りたいところは欲張ってたくさんありました。

結果、アーリー・パーク・エントリー・パスも使って、9時~20時30分ごろまでに行けたところはこちら。
アトラクション
- プーさんの冒険
- アントマン・アンド・ワスプ:ナノバトル!
- オートビロン
- アイアンマン・エクスペリエンス
- ハイパー・スペース・マウンテン
- スリンキードッグ・スピン
- イッツ・ア・スモール・ワールド
- フローズン・エバー・アフター
- ガイザー・ガルチ

平日ではありましたが、クリスマスシーズンでもあったので、意外とアトラクションも15~30分くらい待ちました。
ビッググリズリーは60分待ちくらい、子どもも乗りたがらないので行けず。ミスティックマナーやジャングルリバークルーズも、エリア的にアトラクションが少なかったり、レストランやショップも行く予定がなかったので、アトラクションも行けずでした。
ガイザーガルチで子どもたちがびしょ濡れになり、着替えを買わなければならなくなったので、時間とお金をロス(泣)
フローズン・エバー・アフターで1歳と3歳を連れて行ったら、15分くらい整列したのに、乗る直前で「Later!」と再入場チケットを渡されて出口に誘導されてしまいました。抱っこしていたからなのか、小さい子ども2人いたからなのか、理由はわからず。閉園近くに再度、夫と長男も連れて行ったら、今度はOKでした。
レストラン
- スターライナーダイナー
- ロイヤルバンケットホール
- オラフソフト、キャラメルポップコーン
イカ焼きは、夕方行った時にはクローズしていました(泣)
グリーティング
- ミート&グリート:アイアンマン
アイアンマンは、時間ギリギリにいったのですが、思ったよりも待ちました(30分くらい)
ショップ
- パビリオンギフト、メインストリート・エンポーリアム、ティック・トック・トイズ&コレクタブルズ、アンディーズ・トイズ・ボックスへ
ディズニー大好きな身内のため、いろいろと買い物を引き受けたはいいけれど、ショップを回るのが大変でした。店内も混雑していたので、子連れの買い物は結構至難の業。
ショー
- フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング
- 城前ショー
グリーティングのタイミングとかぶってしまい、ツリー点灯式は行けず。モーメンタスも、子ども達が眠さの限界だったので、最初の方しか見られず、でした。
行きたいところも、絶対外せないと思っていたショーにはいけましたが、人気のアトラクションに乗れなかったり、食べたいフードも食べられなかったりもしました。
正直もっとアトラクションに乗れるかな?と思っていたのですが、時間が足りなかったり、子どもの身長制限などもあって、乗ることができませんでした。
事前のスケジュールよりも時間が足りなかった その要因は?
アトラクションの待ち時間が短ければ、もう少しアトラクションに乗ることができるかと思っていました。
また、レストランの混雑しやすい時間帯を避けて食事をしたり、ショッピングはなるべく混んでいそうな夕方を避けようと考えていました。
しかし、1日で行きたいところすべてには回れず、予想よりも効率的には回れませんでした。その理由について、考察していきます。
事前のシミュレーションよりもアーリーがうまく使えなかった
アーリー・パーク・エントリー・パスを使って、パークに1時間早く入園することができれば、一部のアトラクションにスムーズに乗ることができます。
しかし、実際に子ども連れで行ってみると、子どもの疲労や眠気、夫の空腹、ほかにもショッピングやフードカートなど寄り道したり、アトラクションの乗車拒否があったり(後述します)、意外とアーリーの1時間が有効に使えませんでした。
アーリー・パーク・エントリー・パスの利用方法や、実際に使ってみてどうだったかについて、詳細な記事もありますので、詳しくはこちらをご覧ください。




手続き関係は時間がかかるかも
入園して、朝イチでベビーカーのレンタルをしたのですが、この時間でアーリーの貴重な10分を割いてしまいました。アーリーの時間帯は、ベビーカーレンタルも空いていたのですが、デポジットの支払いや返却の説明など結構時間がかかりました。
時間帯によってはレンタルが混んでいる場合もあるかもしれませんが、アーリーはアトラクション優先にしてもよかったかな、とも思いました。
ベビーカーをレンタルした際の様子や利用方法についても記事もありますので、詳しくはこちらの記事も読んでみてください。


このほか、年間パスポートの購入や更新、チケットのアップグレードをする場合など、チケット関係の手続きをする場合は、意外と時間がかかるので要注意です。
ショッピングが楽しすぎand午後には激混み
香港限定のディズニーグッズ、見ているだけでも本当に楽しくて、いろいろと目移りしてしまいます。
日本にはないグッズも多く、エンポーリアムにいくと様々な種類のカチューシャもたくさん。
時間を忘れてショッピングしてしまいます。
ダッフィ&フレンズのショップや、マーベルグッズのショップ、香港限定エリアのミスティック・ポイントのグッズが買えるショップ、名前入りのイヤーハットやカスタムカチューシャをつくることができるショップなどなど。


グッズをしっかりチェックしたい、という場合は、ついつい時間が過ぎるのも忘れてショッピングを満喫したくなると思うので、買い物の時間をしっかり考慮するのをおすすめします。
また、お土産を頼まれている場合は、ショップで探したりするのに時間もかかりますし、ちゃんと探さないとー、と思ってると、時間も過ぎてしまいがちになります。
また、お昼過ぎくらいからはショップもかなり混雑しており、レジでも待ちます。
そのため、ベビーカーや抱っこの子がいるような子連れは、買い物の時間は早めがおすすめです。
もし早めにお土産を購入しても、パーク内や、ディズニー直営ホテルに宿泊する場合はホテルにお土産を届けてくれるサービス、パッケージ・エクスプレスもあります。利用を検討している方は、こちらの記事もチェックしてみてください。


子連れのごはんは時間がかかる
パーク内で食事をしようと思うと、大抵食事時は混雑していることが多いです。通常のごはんどきよりも早めに行くと比較的空いているので、席は確保できたのですが。
カウンターサービスのレストランでは、注文するための列が結構待ちました。(モバイルオーダーの方は空いていたのですが、そもそも対象店舗が少ないです。なぜかネットもうまくつながらなくてできませんでした。)


また、バフェテリア形式のレストランでは、料理を注文しても、提供されるまで、結構時間がかかりました。
レストランに行った際の記事もありますので、よかったらこちらもチェックしてみてください。




子どもの昼寝、フライト疲れ
フライトの疲れであったり、1時間の時差ではありますが、それでもいつもより早い時間に起きたり。朝からテンションも高く、午前中は眠いモードの子どもたち。朝からベビーカーで寝ていたり、抱っこしながら寝ていたり。
その結果、お昼寝もしっかりと、たっぷりととったことによって、アトラクションにはあまりいけませんでした。
その分、屋外でみられるショーに行ったり、ショッピングにはいけました。
アトラクションのルールやシステムの違い
フローズン・エバー・アフターのQラインに並んだのに、ライド直前で別のキャストに乗ってはダメ「Later.」と、再入場チケットを渡され、説明もなく出口に誘導されてしまったことがありました。(おそらく1歳の子と3歳の子を連れていたからかもしれません。)
身長制限のあるアトラクションは、Qラインに並ぶ前に身長をチェックしてもらうことができます。
ただ、「お座りしてないと乗れない」「起きていないと乗れない」など、キャストの判断によってアトラクションに乗れるかが決まる場合もあります。
また、アプリ上や、Qラインの待ち時間が正確ではないこともあります。思ったよりも待つこともあるので、時間表示は絶対ではないことを念頭に並ぶのがいいかと思います。
日本のディズニーのように、ディズニープレミアアクセスはあるのでアトラクションの待ち時間を、有料で短縮することができます。
しかし、プライオリティパスのような、無料のパスはないので、DPAを購入しないのであれば、ひたすら並ぶようになります。


夕方にはクローズしてしまうショップやカートも
特にワゴンカートの中には、夕方にはクローズしてしまうところもあります。
私も、韓国風イカ焼きを購入するため、カリブニ・グリルにいきましたが、気づいたら閉店してました。
イカ焼きを買いたい場合は、早めにいっておくことをおすすめします。
グリーティング施設においては、ダッフィ&フレンズのプレイハウスや、ミート&グリート:アイアンマン、ロイヤル・レセプション・ホールなど、閉園時間までやっていないこともあります。夕方くらいにはラインカットすることもあるので要注意です。
子どもだけではなく大人も疲れる
東京ディズニーリゾートとは勝手の違う海外パーク。
やはり普段から何度も訪問している方ばかりではないと思いますので、パーク内の施設の場所がわからなかったり、道に迷ったりすることもあるかもしれません。
キャストさんに聞いても、うまく伝わらなかったり、逆に案内が理解できなかったり。
そして、子どもも疲れがたまっているので、不機嫌モードにもなりやすく、大人も疲労困憊になって、思ったよりも回れなくなってしまいます。
ショーの充実がすごい!イベントシーズンはクオリティの高いショーが目白押しでまわりきれない
常設のショーである、フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキングや、ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブックなど、素晴らしいショーがあります。また、城前ショーや、20周年のパレード、夜のキャッスルショー モーメンタスなど、見所が満載。
ショーのクオリティも高いので、香港のショーは必見。
クリスマスやハロウィン、春節など、季節ごとのショーやパレードは、通常とは違った雰囲気で楽しめるので、ショーやパレードを制覇したいとなると、結構ハードスケジュールになります。




イベント開催期間中や連休などで混雑しているときも
空いているといわれている香港ディズニーランド。
しかし、ハロウィーンやクリスマス、春節、このほかイベントシーズンであったり、日本や中国、香港の連休や長期休暇中は、結構混雑していることがあります。
アトラクションも、30分以上待つものもあったり、大人気のリーナ・ベルグリーティングも、2時間以上待つこともあります。
まとめ
香港ディズニーランド、東京ディズニーランドよりも空いているとはいえ、無料のパスがなかったり、モバイルオーダーが使えるショップも少なかったり、家族の体調やペースもあるので、なかなか思い通りに行かないこともあるかもしれません。
余裕のあるスケジュールにするか、ショーやショッピング、グリーティングにも時間をさきたい方、子連れで効率よく回るのはなかなか難しい方は、2日以上あると、もう少し満喫できるのかなぁ、と思います。
よろしければ、こちらにも香港ディズニー行くなら何日がおすすめかについてまとめた記事もありますのでご覧ください。


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