香港ディズニーランドには、1時間早く入園できるアーリー・パーク・エントリー・パスがあります。
空いているパークを1時間も満喫できるとあって、購入を検討している方もいらっしゃるかと思います。
そんな香港ディズニーランドのアーリー・パーク・エントリー・パスを、家族5人で使ってみました。今回は2回目の利用なので、前回よりも効率重視で回ってきたので、うまく回れたのか、アーリーの1時間でどれだけ楽しめたのかをお伝えします。
また、アーリーの1時間を満喫するためのコツについてもお伝えしたいと思います。
アーリー・パーク・エントリー・パスの概要
アーリー・パーク・エントリー・パスとは?
アーリー・パーク・エントリー・パスは、香港ディズニーランドへ、一般オープンの1時間前から入場できるチケット。
アーリーから運営している施設・アトラクションは?
アーリーから稼働しているエリアは、メインストリートUSA、ファンタジーランド、ワールド・オブ・フローズンの3つのエリア。そのエリア内の一部のアトラクションやショップ、フードカートを利用することができます。
なお、アーリーの時間は、ほかのエリアには入れないようになっているのでご注意ください。
アーリーで稼働しているアトラクション
ファンタジーランド
- シンデレラ・カルーセル
- 空飛ぶダンボ
- ザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザ・プー
ワールド・オブ・フローズン
- フローズン・エバー・アフター(Blue Cross提供)
- ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ
*アトラクションの内容は、運営・営業上の必要により、時間外に変更されることがあります。



ショップ
メインストリートUSA
- マーティーズ・ジェネラルストア
- メインストリート・ベーカリー
- マーケットハウス
- メインストリート・マーケット(2025年11月にいったときには工事中でした)
- メインストリートUSAのポップコーン、フローズン・ロリポップ・カート
ファンタジーランド
- プーさん・コーナー
- ファンタジーランドでのホットドッグ、軸付きコーン、フレッシュドリンク、フローズン・ロリポップ・カート
ワールド・オブ・フローズン
- ティック・トック・トイズ&コレクタブルズ
- トラベリング・トレーダーズ
- フォレスト・フェア
- ノーザン・ディライツ
アーリー・パーク・エントリー・パスの購入方法
チケット代がかからない0~2歳のお子さんは、チケットを持っている保護者の方と一緒に入園するなら、購入不要です。
チケット代は、香港ディズニーランド公式サイトまたはアプリからの購入で、1人HKD199(約束4000円)です。
また、チケットやホテル予約サイトのKlookから購入することも可能。
公式サイトから購入するよりも、若干安く購入できることもあります。
実際どれだけ満喫できた?
この日は、10時が一般オープン、9時がアーリーのオープン時間でした。
まずはゆっくりゲートで写真撮影
香港ディズニーランドといえば、パークに入園する前のゲートや、ミッキーがサーフィンをしている噴水スポットがとてもかわいい写真撮影スポットになっています。
朝の空いている時間に、Hong kong Disneyland Resort の門のところで記念撮影をしました。
20周年記念のバルーンモチーフがあしらわれていて、周年ならではのお祝い気分が伝わってきます。
この翌日、10:30頃パークに着いたときには、こちらのゲート前のスポットは、写真撮影をする人も大勢おり、団体で撮る方も多かったです。そのため、ここで写真を撮りたい場合は、空いているアーリーの時間がおすすめ。
人があまり映り込まないですし、センターでの撮影も狙いやすいです。

意外と並んでいる人も多い? 並ぶときはアーリーのレーンを間違えないように
朝の8:30頃に行ったときには、意外にも結構待機している人たちがおり、待ち列も長くなっていました。
アーリーで入園するときは、ホテル宿泊者や一般入園の列とは異なり、アーリー専用の列に並びます。
キャストさんが、アーリーの列はここですよ、と表札をもって案内しています。列の後方だと案内が見えないため、長い列をたどって確認しにいく程でした。
列に並んでからは、アーリー・パーク・エントリー・パスのQRコードの確認、手荷物検査へと続きます。
入園チケットを準備して待機し、9時ちょうどに開園しました。
まずはアトラクションへ
前回アーリーの時間にショップやレンタルベビーカーの手続きをしたため、たくさんのアトラクションに乗ることができませんでした。そのため、今回はアトラクションメインで回ることに。
絶叫系が好きな子どもと夫はワールド・オブ・フローズンへ。
ゆったり系ライドを楽しみたい子たちはファンタジーランドへ行きました。
ファンタジーランドのアトラクションは、どこもがらがら。
日本でも大人気アトラクションのプーさんもすいており、贅沢な気分になれました。

香港のザ・メニー・アドベンチャー・オブ・ウィニー・ザー・プーは、上下にゆらゆら弾むようにレールを進んだり、「ここで?」なタイミングで写真を撮られて楽しめます。
シンデレラカルーセルもすぐに乗れました。好きな木馬選び放題。
2歳の子は、抱っこしながらベンチに座って楽しむことができました。

日中は待ち時間も長いダンボにも、すぐに乗れます。

立て続けに回転系のアトラクションに乗ったので、子ども達もお疲れ気味に。
ファンタジーガーデン近くのカートでワッフルを販売していたので、ワッフルを購入しておやつタイム。

ジュディワッフルも堪能。

子ども達が食べている間に、ワールド・オブ・フローズンの2つのアトラクションを楽しんできた夫たちと合流。
夫に子ども3人をお願いし、ワールド・オブ・フローズンのアトラクションに向かいました。
時間的に9:30を過ぎており、また子ども3人が待っていられなくなりそうだったので、時間的にワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイだけ行くことに。
結構待つかな、夫と子どもたちは大丈夫かな、とそわそわしつつ、待つこと約10分。シングルライダーだったこともあり、たまたまキャストさんがシングルの人を探していたので、少し早めに乗ることができました。
短いコースターですが、爽快感や浮遊感、スピード感を味わうことができました。

そして、一般開園の時間になるため、メインストリートUSA方面へ向かい、ダッフィ&フレンズ:プレイハウス方面に向かいました(こちらの施設は、10:15スタートです。10時ころにはキャストさんがいて、整列が始まっていたので、今回は早めに並びました。)
今回のアーリーの感想
今回は子ども達と一緒にアトラクションを中心にアーリーの時間を楽しむことができました。
特に、ワールド・オブ・フローズンの2つのアトラクションは、日中は30分以上の待ち時間、場合によっては60分近く待つことも多いので、アーリーの時間で、待ち時間短く乗ることができました。
ただし、ワールド・オブ・フローズンのアトラクションは、身長制限があったり、ビッグドロップがあったりと、小さいお子さんがいる場合は乗れないことがあるため要注意。せっかく並ぼうとおもったのに乗れない、ということもあるためご注意ください。
詳しくはこちらの記事にも書いていますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。


ワールド・オブ・フローズン目的の人が多いから、みんないったら結局アトラクションも待つのかな、と思いきや、二つのアトラクションを回るのに30分ほどで行けていました。また、私もオーケンは10分ほどで乗れたので、やはりアーリーで早く乗れる効果はあったのかな、と思います。(混雑日ではちがうかもしれませんが)。
前回はうまくアーリーも使えず、子どもが眠くなってしまったり、ベビーカーレンタルやお土産探しに時間がかかったり。
さらに、身長制限や、抱っこの子がフローズン・エバー・アフターに乗れなかったり、などの制限がありました。
そのときのことについて、詳しくはこちらの記事に書かれています↓

しかし今回は、アトラクションを満喫することができたり、おやつタイムもはさみながら、子ども達とアーリーの時間を満喫することができたかな、と思います。
アーリーを2回利用してみて アーリーを攻略するには?
やりたいことを絞る
当たり前なことですが、1時間しか時間がないので、やりたいことを詰め込みすぎず、目的を絞ることが大切です。
やりたいことを詰めようとしてしまうと、最優先の目的ができなかったり、無駄な時間を使ってしまうことになりかねません。
アーリーの時間はどこも空いているので、この時間にいろいろなことを済ませたい、と思いますし、回っておきたい、という気持ちが次々起きてきます。
あき初めて香港に行くときは、すべてがきらきらどきどきで目的がいっぱいになりがちに。アーリーでこれやりたい!というものを3つくらいに絞っておくと達成しやすいかと思います。
また、友達、家族など、一緒に行く方それぞれやりたいことがあると思います。そのため、同行する人たちと目的をすり合わせておくのも忘れずに。
事前にシミュレーションや計画を立てる
せっかく課金しているということもあり、やはり目的を絞るのと同時に、どうやって回るかを考えておくと、効率的に動けると思います。
特に小さいお子さんがいる場合は、身長などの制限でアトラクションに乗れない場合もあるので、アーリーに何をしたいかを決めるとともに、家族それぞれが楽しめる回り方はどうしたらいいかを検討しておくのがおすすめです。
私たちも、開園前の待ち時間で、誰とどう回るかを話し合い、うまく回ることができました。初めて行かれる場合は、どのルートでいって、どこによっていこうかマップを見ながら決めておくと、効率よく回ることができるかな、と思います。
子連れでアーリーを制するならゆとりを持つ&とにかくしっかり寝とく
子連れでアーリーに行くなら、やはりスケジュールはゆとりを持っていくのがいいと思います。
アーリーの時間に予定を詰め込みすぎると、大人も子どもも朝から疲れてしまうこともあります。
ハードスケジュールになりすぎないよう、朝は予定を詰め込みすぎない、パークでもやりたいことを詰め込みすぎない。
そして、お子さんの体調やトイレのタイミングを見ながら、ゆとりをもったスケジュールにすると、アーリーの時間を楽しめると思います。
また、前日の夜が遅いと、子どもも眠くてパークを楽しむことができません。フライトの疲れや、観光の疲れなどもあるため、夜はしっかり休ませてあげましょう。
まとめ
香港ディズニーランドのアーリー・パーク・エントリー・パスを実際に使ってみての感想や、効率よく回るためにできる工夫などについてお伝えしました。
パークを朝から満喫でき、空いているパークを楽しめる贅沢な時間なので、アーリーを利用される方は参考にしてみてください。
このほか、香港ディズニーランド関連の記事はこちらにまとめていますので、気になる記事をチェックしてみてください。


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