毎年秋から冬にかけて、インフルエンザが流行しますよね。
小さなお子さんは、集団生活の中でマスクなく生活していることも多く、濃厚接触することもあり、インフルエンザにかかってしまうこともありますよね。
家族にも感染し、そうなると子どもも親もかなり大変。
そんなインフルエンザ流行時期にやっておくといいことや、もしかかってしまったときにやっておくといいことについて、3児の母&看護師・助産師勤務経験ありの私がまとめました。特に小さいお子さん連れの場合はチェックしてみてください。
まずは感染対策 そしてもしもの備えも
看病に必要なものをまとめ買いして備える
インフルエンザをはじめとする呼吸器系の感染症から、ノロウイルスなどの胃腸炎が流行する冬場。
特に小さいお子さんがいる家庭では、感染対策をしていても、感染してしまうことがあります。
子どもからは離れられないですし、自分がかかってしまっていては、なかなか買い物にでかけることも難しいです。
そのため、この時期は特に、風邪の時によく使うものを多めにストックしておくのがおすすめです。
- 大人用マスク、子ども用マスク
- 手指消毒剤
- ウェットシート
- 除菌シート
- 使い捨て手袋(嘔吐の処理など)
- ハイター
- ポリ袋
- おむつ、おしりふき(下痢をしやすいことがあるため)
- 冷えピタ
- ポカリなどのスポーツドリンク
- ゼリー飲料
- 保存がきく食べ物(缶詰、パックごはん、カップラーメン、カロリーメイト、じゃがりこ、アイス、冷凍うどん、冷凍パスタなど)
- やわらかティッシュ(肌に優しいタイプのティッシュ)
- ストロー
上の持ち物を常備しておくと、いざ買い物に行けないときにも重宝します。
このほか、インフルエンザなどの感染症では、発熱に伴ってかなりの寒気を感じるので、早めに毛布やあたたかいスリーパー、パジャマなどを洗濯や天日干しして準備しておくと、いざというときに安心して使えます。
必要に応じて予防接種を検討
自治体によっても異なりますが、有料、あるいは一部補助を受けて、インフルエンザの予防接種が受けられます。
厚生労働省の公式サイトには、インフルエンザワクチンの効果について、以下の記載があります。
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
厚生労働省公式サイト インフルエンザワクチン(季節性)|厚生労働省 より引用
できる範囲で感染対策
家の中にウイルスを持ち込まない
衣類や身体にウイルスが付着していることもあります。
手洗いやうがいをしっかりしていても、感染のリスクがあります。
なるべく着ているものはすぐに洗濯へ、できればお風呂に入ってしまうのがおすすめです。
また、感染が流行している場合は、なるべく人混みに行かない、お友達の家の行き来は避けるのが無難です。
よく食べる よく寝る
基本的なことですが、よく食べて、よく寝ることが身体の免疫力を高める上でも大切。
我が家では、価格が安定していて、免疫を高めてくるきのこをよく料理に使っています。ショウガや豚肉などをたっぷり入れたきのこ鍋は、身体を温めてくれます。
また、季節の食べ物は、身体に必要な栄養も豊富で免疫力も高めてくれます。
それから、とにかく寝ること。「あれ?ちょっとのどがいがいがするな」「なんか疲れやすい、いらいらしやすい」というときは、とにかくたっぷり寝て、しっかりと疲れを取ります。
今年はすでに流行!インフルエンザかな?発熱や風邪症状が出てしまったら
しっかりと予防していても、全然意味なかったーというくらい、家族で1人がかかったら、次々に発症してしまうこともありますよね。
もし万が一発熱したら、体温や症状を記録して、経過をみます。
インフルエンザに伴い、熱性けいれんを起こしやすいといわれており、万が一けいれんを起こした際は、緊急の受診の必要があります。また、呼吸が苦しそうであったり、意識がはっきりしない場合なども緊急受診が必要です。
しかしそれ以外の場合、インフルエンザの検査は、一般的には発熱から12時間以上経過し、48時間以内とされています。早すぎても検査で偽陰性になってしまいますし、遅すぎても必要な治療ができないこともあります。
発熱したら、体温を定期的にはかったり、症状の経過をメモし、病院のホームページで、いつ受診すればいいかチェックします。検査ができるタイミングが、24時間以上、とする病院もあれば、発熱から12時間以上でもできる場合などもありますので、それぞれの病院の案内を確認しましょう。
体温はなるべく朝、昼、夕、夜は計測。そのほか、熱が上がってきてそうな時など、気になったら計測します。気になる症状や、気になる行動などがあれば、すぐにメモ(鼻水はさらさらor黄色くてドロドロ?咳は痰がらみor乾いた咳?など)しておきましょう。

病院を受診する前にかかりつけのホームページをよくチェック
発熱と、普通の風邪症状のみであれば、かかりつけには、インフルエンザの検査ができるタイミングで受診するのが確実です。
また、発熱している場合は、一般的な待合室でなく、別室に移動することもあります。クリニックの駐車場などで電話して待機が必要な場合もあるため、合わせて注意事項を確認しておきます。
受診する前に、トイレにいっておいたり、おむつの子はおむつ交換をしておきます。
診察したり、吸引などの処置をする場合、授乳や食後すぐだと、吐いてしまうこともあるので、受診直前の飲食は控えるようにしておきます。
幼稚園や保育園、学校に行っている場合はいつ登園できるか説明を聞く
集団生活をしている場合、最低でも発熱した次の日から5日は自宅で療養する必要があります。さらに、解熱して2日(幼児は3日)は最低お休みが必要。
園や学校に提出する書類を確認したり、病院での説明を必ず確認しておきます。
あとは、病院の受診が終わったら、園や学校に診断などについて連絡します。
自宅療養するときの注意点は?
受診したら 内服管理と引き続き体温や症状をチェック
受診して内服薬をもらったら、正確に内服をします。
兄弟姉妹がいる場合や、薬によって内服回数が違うもの(朝・昼・夕の場合や、朝・夕の場合、など薬によって異なることも)があり、結構混乱してしまうことも。
内服管理用のボックスに入れたり、ウォールポケットにいれるなど、内服確認をしやすいように管理するのもひとつの手です。
解熱剤を利用する場合、1日に使える回数や、投与できる間隔が決まっていたり、体温が〇度以上での使用と指示があるものもあります。
ケアグッズはまとめてボックスへ
家族が感染したら、ケアグッズをまとめて近くに置いておくと何かと便利。
大人用と子ども用のマスク、手指の消毒(ポンプ式のものは、蓋の開閉の手間がなくて便利)、アルコールシート、体温計、メモ帳とペン、嘔吐用の袋(咳でむせこんで吐いてしまうことがあるため)、ポリ袋、手袋、飲み物、ティッシュなど。
あとは必要に応じて、おむつや着替え、おしりふき、おむつシートなど、身支度グッズなども置いておきます。
あき発熱ももちろん大変ですが、発熱が落ち着いてくると、今度は特に夜間の咳がひどくなることも。必要に応じて、バケツや防水シーツなどを準備しておくと安心です。


栄養バランスは考えなくて〇 食べられるものを食べられるだけ 水分はこまめに
かなり食欲も落ちてしまい、なかなかごはんやおかずは食べられないことも多いです。
高熱が出ていると、うどんや、おかゆもなかなか厳しいところ。
ゼリーやヨーグルト、すりおろしりんごなど、とにかく口当たりがさっぱり、食べやすいものを摂取できればOK。心配なのは、脱水と低血糖なので、水分も食事も全くとることができない場合は、医師に相談しましょう。
発熱に伴い、汗をかいたりのども乾くので、こまめに水分も補給します。
元気になって食欲が出てきたら、お子さんの食べたいものや、消化にいいものを食べさせてあげるようしましょう。
感染した家族は目の届くところに 施錠をしっかり
インフルエンザにかかった際に、異常行動の報告がされていることもあり、カギは必ず施錠、子どもからは目を離さないよう注意します。
感染拡大を防ぐためにも、なるべく隔離も必要ですが、一人きりにはしないようにします。
夜も、高熱で起きたり、水分補給したりすることもありますし、特に小さいお子さんはけいれんのリスクなどもありますので、様子をまめに見てあげる必要もあります。そのため、特に発症してすぐは、夜寝るときは真っ暗にはせず、子どもの表情などに注意しながら、マスクをして一緒に休みました。


家庭内感染を防ぐために こまめに換気と掃除・洗濯
お子さんが咳をしたり、鼻をかんだ手で触れたものの中には、ウイルスが付着していることもあります。
こまめに窓を開けて空気の入れ替えをしたり(お子さんが寝ているときなど、目を離さない)、空気清浄機を利用して、なるべくウイルスが滞在しないようにします。
さらに、ウイルスは空気が乾燥しているほど、空気中を移動しやすく、感染を広げるリスクがあります。加湿器や、濡れたタオルを干すなどして、加湿を心がけましょう。
このほか、ドアノブなどの家族と共有するものや家の中のもの、あるいはスマホなどのよく触るものはこまめに消毒をするのがおすすめです。
また、症状が少し落ち着いてきたら、ベッドや布団のシーツを洗濯し、とにかくウイルスを洗い流して、早めに退散させましょう。
看病はとにかく大変 体力的にもメンタルもやられる
発熱や咳、鼻水などで、子どもがなかなか寝付けなかったり、けいれんしないか、薬の影響などはないか、などで心配になったり。
子どもたちの熱は落ち着くのだろうか、毎日しんどそうにしている子どもたちをみて、どうしてあげればいいだろうかと悩んだり。
私自身、3日目まではなんとか寝不足ながらも頑張れていたのですが、ついに4日目、子ども2人のぐずりが日付を超えたとき、さすがにしんどくなりました。
自分が身体的にも精神的にもしんどいのに、夫が十分な睡眠を確保している様子を見て、腹立たしいよりも悲しくなってきて、一気に感情があふれてしまったことも。
寝不足になってしまったり、病院に連れて行ってつきっきりで面倒をみたりで、思った以上にケアする人は疲れていることもあります。家族にお願いできれば、少しの時間でもケアをお願いする時間を確保することも必要です。
解熱したら あとは自宅で休養
無事に発熱のピークが過ぎ、解熱したらほっとしますよね。
でも、解熱してから2日(幼児は3日)は自宅で療養を続けます。このとき外に出たり、元気いっぱい遊びすぎると、身体が疲れて症状がぶり返すこともあります。
まだまだ体はウイルスに抵抗している最中ですし、発熱したり、咳や鼻水でかなり体力も消耗しています。
元気になっておもいきり遊びたい気持ちもありますが、ここはゆっくり過ごすのが大切。



動画だけでは、飽きたり、夜眠りにくくなったりすることも。静かに遊ぶことができる、折り紙、粘土、オセロやパズル、LEGO®をしたり、夕方以降は絵本の読み聞かせなどをして、ゆっくり過ごしました。
まとめ
感染症に気を付けていても、この時期はだれしもがインフルエンザにかかるリスクがあります。
インフルエンザにかかると、体力的にも精神的にもつらいですし、仕事がある場合は、仕事の調整をしたりと、なにかと大変です。
もしもかかってしまった場合は、お子さんが食べたいものや飲めるものをあげながら、症状が落ち着くまで無理せずゆっくり過ごしましょう。







