お正月は日本の伝統文化を知るうえで、とても大切な行事ですよね。
今の時代においても楽しめる昔の遊びには、縁起物としての意味やゲン担ぎとしての意味もあります。
今回はお正月に、家族みんなで楽しめる伝承遊びのおもちゃを、牛乳パックでつくる方法についてまとめました。
羽子板
羽根付きは、羽子板を使って、羽根を打ち合う遊びです。
羽根つきには邪気をはねよけるという厄払いや、無病息災を願う意味もあるそうです。
今回は、牛乳パック2本でできる羽子板の作り方をお伝えします。
作り方
用意するもの:牛乳パック2本、ガムテープまたはビニールテープ、風船またはアルミホイル、ビニールひも、模様をつける折り紙やシールなど
1.牛乳パックを2枚開き、底の部分は切り取ります。
2.牛乳パックを折りたたみ、柄の部分をつくります。折りたたんだ部分を、ガムテープやビニールテープなどを巻きます。
3.開いた牛乳パックの中央にガムテープで柄の部分を貼ります。
4.羽子板の下の部分を三角に織り込みます。テープでとめます。
5.真ん中に折りたたんでテープで止めます。
6.自宅にあるシールや折り紙などでデコレーションすれば羽子板の完成。
7.羽根はアルミホイルをまとめたものや、風船を使います。ビニールひもをつけると、より本物っぽくなります。
すごろく
すごろくは、好きなますをかいたり、イラストやシールをはったりすることで、小さいお子さんにも飽きずに楽しめるようにつくることもできると思います。家族みんなでぜひやってみてください。
作り方
用意するもの:画用紙、牛乳パック、折り紙、テープ、駒になるもの、クレヨン、お好みでシールなど
1.画用紙に、好きなますを書きます。
2.サイコロをつくります。牛乳パック2個を正方形になるようカットし、2個をはめます。
3.牛乳パックの底をつなぎ合わせ立方体にしたら、丸く切った折り紙をはって、サイコロの目をつくります。
4.駒を用意すればすごろくの完成。
福笑い
新しい年の始まりを笑って過ごし、福が来るように、という意味が込められています。
定番のおかめやひょっとこにするのもいいですし、自分の顔や、好きなキャラクターの顔のパーツを準備してみると楽しめると思います。
作り方
用意するもの:画用紙、牛乳パック
1.画用紙に顔をかきます。
2.顔のサイズに合わせ、牛乳パックに顔のパーツをつくれば完成。
顔のパーツを混ぜてやってみると、難易度も上がります。
こま
牛乳パックを使ったこまのつくりかたをご紹介します。
こまは物事が円滑にいくように、という意味や、お金が回るように、という意味が込められているそうです。
作り方
1.牛乳パックを開いて十字にします。4つの端をそれぞれカットします。
2.底の部分の真ん中に、ペットボトルのふたをつければ、完成です。
端の部分を少し上向きに反らすと、よく回転します。
まとめ
自宅にある牛乳パックを使った伝承遊びについてご紹介しました。
ほとんどのものが製作時間10分ほどでできて簡単です。
牛乳パックでつくるので、コストもかからず、結構耐久性もあるため、子どもが製作して遊ぶのにもってこいです。冬休み、外は寒くてなかなか出られませんが、ぜひお家でつくってやってみてください。
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