子どもにひらがなを教えたくても、なかなか覚えられなかったり、興味をもってくれない、ということってありますよね。
でも、ひらがなが読めるようになると、名前が読めたり、絵本が読めたり、読めるごとに子どもの自信にもなります。
そこで今回は、子どもが興味をもち、楽しくひらがなを覚えられる教材をご紹介します。
①かるた
かるたは、種類がとても豊富で、キャラクターや、ことわざ、都道府県が書かれたものなど、子どもの興味や、学びたい内容などに合わせて選ぶことができます。
始めのうちは、ひらがなが読めないため、取り札を教えてあげないととれませんが、読めるようになってくると、より楽しんで遊べるようになります。
読めない字が多い時は、札を減らしてやってみて、子どもの集中力を見ながら、札を増やしていくといいでしょう。
また、子どもが好きなキャラクターでつくった手作りの巨大かるたもおすすめです。
サイズが大きいため見やすく、子どもの好きな物をいれることで、興味をひきやすくなります。
手作りなので、手間がかかりますが、子ども達は自分の好きな札をとろうと、とても楽しそうに遊んいます。

大きさを変えてみると、違った雰囲気で楽しむことができます。慣れてきたら、もっと大きなものでやってみたり、子どもと一緒に作ってみても楽しいかもしれないですね。

②ひらがなつみき
つみき遊びをしながら、自然とひらがなに触れあえるところが魅力的なポイント。
5000円くらい~10000円以上するものまで、さまざまな種類があります。子供用品店の中には、2000円程で購入できるものもあります。
木でできているつみきは、耐久性があり、木のもつ温かさや音の良さを感じられます。ひらがなを学べる、そしてつみきとしても長く遊べるという点で、購入する価値ありです。
我が家で購入したおさるのジョージのひらがなつみきは、子ども達が大好きなキャラクターということもあり、いろいろな絵柄を見ながら、言葉やひらがなを覚えています。
絵柄と文字をみて楽しんだり、文字を並べて「読んで~」と言って、変な言葉をつくって楽しんだりしています。


文字が見やすく、カタカナやローマ字も入っているため、ひらがな以外の言葉も覚えることができます。

文字を覚えるだけではなく、つみきとしても十分に楽しむことができます。ひらがなつみきの対象年齢が1~2歳くらいからのため、つみきを積み上げては、崩してを繰り返し楽しんだりもできます。
道路のように並べてミニカーを走らせたり、ドミノをつくたり、いろいろな遊び方ができます。
③砂文字
モンテッソーリ教具には、ひらがなを身に着ける教具として、砂文字があります。ざらざらした文字が書かれたカードを使い、指先の感覚でひらがなを覚える教具です。
100円ショップのアイテムでも、自宅で簡単に作成することもできます。
使うものは、100円ショップののりペンです。これを使って砂文字のカードをつくることができます。カラーもたくさんあるので、ぜひ好きな色で作ってみてください。

作り方
- 厚紙やカードにひらがなを書きます。100円ショップに売られているひらがなカードでもOK。
- 文字をのりペンでなぞります。
- のり部分を完全に乾かすために一晩ほどおいておきます。乾くとざらざらとした感触が残ります。

ざらざらとした触感に子どももつい、触ってみたくなるようです。
のりペンは、しっかりと出すことによって、よりざらざら感がでます。乾くのに時間はかかりますが、よりざらざらさせるためにも、たっぷり出すのがおすすめです。

④ひらがなカード
ひらがなとイラストがかかれたカードを使って、ひらがなを覚えます。
KUMONのカードは、サイズが大きく、文字がはっきりとみえるので、文字を印象的に覚えることができます。カード自体の厚みと硬さがしっかりとしており、耐久性があります。角が丸くなっているため、けがをすることもありません。
遊ぶときには、文字を並べて読んで遊んだり、カードとイラストを照らし合わせながら字を読みます。
⑤ひらがな絵本
それぞれのひらがなごとに、いろいろな言葉の組み合わせや、覚えやすいフレーズなどが考えられており、リズムよく読みながら、文字を覚えることができます。
子どもが好きなキャラクターが登場する絵本だと、飽きずに楽しめますよね。
ウルトラマン好きには、ウルトラマンや怪獣がたくさん登場する『ウルトラかいじゅうあいうえお』がおすすめ。
電車が好きな子には、ひらがなが線路になっていて、ひらがなに応じた電車の路線名や地名がでてくる、『あいうえお でんしゃ じてん』もおすすめです。
⑥お風呂ポスター
お風呂に入っている時に、ふと視界に入ってくる壁に貼っておくと、自然と目につきやすくなります。
100均でも購入可能ですし、子供用品店などで購入することもできます。
お湯をかけて温度変化するものだと、どんな文字が浮かび上がってくるか、イラストに何が隠れているか気になって、問題を出し合ったりもできます。

⑦ひらがなワークブック
読みだけではなく、書く練習をしたいときには、ワークブックがおすすめです。
まずは運筆をやりたい!という方には、めいろがおすすめです。やはり、ふらふらぐにゃぐにゃな細い線ではなく、まっすぐな線をかけるようにすることは大切です。
簡単なひらがなから始め、徐々にレベルアップしてやることができるワークブックだと、毎日少しずつ運筆もしながら、自然にひらがなの練習ができます。

子どもが握りやすいような、KUMONの三角鉛筆がおすすめ。握りやすく、自然ときれいな持ち方になります。
⑧通信教材
我が家は、こどもちゃれんじのお試し教材や、おさがりの教材がとても気に入っていた経緯から、こどもちゃれんじを利用しています。
エドュトイと呼ばれる知育教材では、ひらがなを覚えられる文字盤や、ひらがなをマーカーでなぞって遊ぶものなどがあり、音声を聞きながら、手を動かしながら楽しむことができます。その他、ワークブックまたはタブレット学習でも学ぶことができます。
ワークブックでもそうですが、やはり積極的な働きかけや、声かけ、ワークの準備など、親が介入しなければなかなか続かない、という側面はありますが、学習への意識や習慣が徐々に身についてきます。
他にも、通信教材はありますが、ワークブックが好きではない子でも、タブレット学習やアプリでの学習の方が好き、という子もいるため、子どもが学習に取り組みやすい方法を知る上でも、いろいろな教材を試してみるのもおすすめです。
まとめ
今回はひらがなを覚える上で使える教材についてお伝えしました。
ひらがなの読み書きは、一朝一夕には覚えられませんが、コツコツといろいろな方法を試しながら、できるだけ子どもが楽しく、飽きずにできるやり方を試してみてください。
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