東南アジアにある国、カンボジア。
世界遺産のアンコール・ワットを始めとした、数々の遺跡が残る、魅力的な観光地です。
そんなカンボジアが大好きで、4回リピート訪問した私の経験から、カンボジア旅で必要な持ち物についてご紹介します。
貴重品・書類
パスポート、VISA
カンボジアへの出入国で必要です。
また、VISAも必要なので、事前に大使館などで取得するか、空港で取得する必要があります。さらに、入国審査カードが廃止となり、かわりに電子チェックが必要なので、こちらもチェックしておきましょう。(渡航7日前からできます。)
場合によっては、その他の身分証明書が必要なことがあるため、免許証や保険証をもっておくと安心です。
現金、クレジットカード
ホテルやレストランなど、一部クレジットカードが使える場所もありますが、マーケットやトゥクトゥクなどでは、現金のみの対応のことが多いです。
現金は、USドルとカンボジア通貨のリエルが使えます。ドルは、100ドル札などの高額な紙幣は、受け取りを拒否されたり、おつりがもらえないことも。
航空券・予約確認書
eチケットやホテルの予約などの書類は忘れずに持っていきましょう。予約の案内メールに印刷をして持参する必要がある場合もあるため、必ずチェックしておきましょう。
海外旅行保険
クレジットカードの付帯の海外保険では、補償が不十分なこともありますし、補償の適応外のことも。
必ず保険の補償内容を確認し、必要に応じて海外保険に加入しておくことをおすすめします。
電子機器・アクセサリ
スマホ、タブレット
スリの被害もありますので、置忘れなどに注意しましょう。また、カンボジアの舗装されていない赤土は、土煙がかなり舞いますので、精密機械は要注意です。
SIMカードや海外用ポケットWi-Fi1、eSIM
海外でネットを使うのに必要です。この他、海外データローミングなども使えますので、事前に使用できる容量や、設定方法などを確認しておきましょう。
充電器、モバイルバッテリー
スマホの充電で使用します。変圧器がなくても、大抵のスマホの充電であれば電圧は問題ないことが多いです。
変換プラグ
コンセントのプラグは、A型、C型があり、稀にSE型のところもあるようです。
日本と同じA型タイプと、念のためC型プラグをもっていき、それで対応できることがほとんどの印象です。

カメラ
数々の壮大な遺跡を撮影したいと思う方も多いと思います。そんなとき、カメラが好きな方なら、いいカメラを観光にもっていきたい場合もあると思います。
しかし、一眼レフカメラなど、カメラの種類によっては、カンボジアの赤土による砂ぼこりの影響で故障してしまうことがあります。
イヤホン、ヘッドホン
機内などで使用する場合に、必要に応じて持参します。
衣類・服飾小物
半袖、ハーフパンツ
熱帯地方のため、気温が暑く、特に雨季は湿度もあるため、蒸し暑さを感じる気候です。
そのため基本的には、日本の夏場の服装で過ごせます。
アンコール・ワットの第三回廊などの神聖な場所では、露出の多い服装は入場不可になる場合もあります。
長袖、長ズボン
カンボジアのベストシーズンである乾季は、11月上旬~1月下旬が雨量が少なく、北からの季節風の影響で多少気温が下がりやすく過ごしやすいとされています。
しかし日本では冬であるため、長袖・長ズボンが必要になります。それ以外の季節でも、機内は比較的温度が低く、肌寒さを感じるので、長袖・長ズボンをもっていきましょう。
また、遺跡観光をする際に、露出を避けたり、けがを防止するためにも長ズボンは必須です。
羽織
移動するバスやレストラン、ホテルなど、場所によっては、冷房がかなり効いていて寒い、ということもあります。また、遺跡観光する際は、日差しも強かったり、蚊に刺されてしまうリスクも。

ルームウェア
ホテル内には、部屋着がおいていないことがあります。
必要に応じて部屋着やパジャマを持参すると、リラックスして就寝できます。
おしゃれ着
高級なレストランで食事をしたり、アプサラダンスを鑑賞しながらディナーできるようなレストランでは、カジュアルな服装よりも、おしゃれな服装がおすすめ。
下着類、靴下・ストッキング
必要な枚数を持参します。
サンダル
ホテル内で過ごすときには必須。この他、街歩きなどで使うことも。
運動靴
アンコール・ワットやベン・メリア遺跡などの遺跡観光へ行く際、地面に凹凸があったり、急な登り階段があったり。まさにトレッキング状態です。
水着
ホテル滞在中にプールへ入る場合や、シアヌークビルなど海沿い地域へ行って海に入る場合は持参してください。
洗面・衛生用品
ポケットティッシュ
ホテルの部屋や空港には、トイレットペーパーが設置されている場合もありますが、都市部や観光地、その他の施設ではトイレットペーパーがおいてないことも。
ウェットティッシュ
おしぼりがないことがあるため、食事へ行く際などに持参します。
タオルハンカチ、フェイスタオル
汗を拭くのにつかったり、トイレのあとに手をふくのに使います。
携帯用リセッシュ
荷物を減らしたい場合、衣類を着まわす場合は、消臭スプレーを持参すると臭い消しに使えます。
歯ブラシ、歯磨き粉
ホテルのアメニティは、品質がいまいちなこともありますし、そもそもおいてないこともあります。
歯ブラシは大きさが合わなかったり、子ども用のものはなかなかありません。また、歯磨き粉は、現地のものだと着色料が強いものもありますので、持参がおすすめです。
シャンプー、トリートメント、ヘアオイル、コーム
土ぼこりの影響などで、髪の毛がきしんだり、紫外線の影響で髪がいたむことも。気になる方は、使い慣れているシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどで、髪の傷みをケアするのがおすすめです。
洗顔
洗顔ソープはホテルに備え付けていない場合が多いので、普段から使い慣れているものを持参しましょう。
スキンケア用品
紫外線などの影響で、日焼けしたり、疲れや現地の脂っこい食べ物などで肌が荒れやすくなることも。普段から使っているスキンケア用品を持参し、しっかりとケアするのがおすすめです。
メイク道具
普段使っているものを持参します。機内手荷物で持参する場合は、ジッパー付きの袋にいれておきましょう。
洗濯用洗剤、ロープ、ハンガーなど
ホテル内で洗濯をする場合には持参します。
生理用品
現地では日本のような生理用品が入手しづらかったり、入手できても体に合わないこともありますので、必要に応じて持参しましょう。
マスク
土ぼこり対策や交通機関での感染防止などで持っておくと安心です。
医薬品
常備薬、絆創膏
普段使用している常備薬を念のため持参しますが、症状によっては医療機関を受診する必要がありますのでご注意ください。
特に、感染症に伴う下痢に対し、止痢剤を使用してしまうと症状を悪化させてしまうこともあるため、使用の際は注意が必要です。
また、蚊に刺されには要注意。デング熱やジカ熱など、蚊を媒体とする感染症のリスクもありますし、気候的にも蚊が多いです。DEET入りの虫よけや、電池式の虫よけなどを持参して、対策しましょう。


あると便利なものとして、虫よけや虫刺されに効く軟膏は必須です。
また、遺跡観光で足が疲れたり、けがをすることがあるため、湿布や絆創膏をもっていくのもおすすめです。
体温計
体温を確認するのに使用します。
観光に必要な物
日焼け・熱中症対策グッズ
帽子、アームカバー
アンコール・ワットなどの遺跡観光をする場合、紫外線が強く、日焼けしてしまいます。

サングラス
直射日光が結構強く、紫外線の目への刺激を軽減するためにも必要です。
観光地でも多くの人がサングラスをかけています。
晴雨兼用傘、レインコートやレインブーツ(雨季やクメール正月で行く場合)
雨季になると、突然スコールが降ってくることがあります。そのため、この時期は雨除けに折り畳み傘やレインコートやレインブーツをもっておくと安心。
乾季では逆に、強い日差しを遮るためにも、日傘が必須。
日焼け止めクリーム
日焼け止めは、普段使い慣れているものを持参しましょう。

ハンディファン、扇子
ハンディファンや扇子は体温を下げる効果があり、持ち運びに便利です。ただし、気温が高すぎる(35℃以上)場合、熱風を当てることになってしまい、体温がさがらないことも。
そういった場合は、冷却タオルを持参するのも、暑さ対策になります。

ミネラルウォーター、水筒
カンボジアでは基本的に生水や水道水はNG。ホテルによっては、ミネラルウォーターを支給してもらえることもあります。その他、スーパーなどでミネラルウォーターを購入しましょう。
遺跡を歩いたりすると、結構汗をかきますので、粉末のスポーツドリンクのもとがあると、ミネラルも摂取できるので、持っておくと安心です。
塩分入りの飴、タブレット
屋外での観光や作業では、汗をかきやすいです。水分だけを補給していると、塩分濃度が下がり、低ナトリウム血症になってしまうことも。
※高血圧の方や塩分制限のある方は、医師と相談してください。
懐中電灯
地域によっては、電気の供給が不安定で頻繁に停電することがあります。
また、アンコール・ワットの朝日鑑賞は、日の出前に暗い道を歩いていきますので、懐中電灯が必要になります。

エコバッグ
マーケットでお土産を買うときなど、レジ袋がない場合があります。そのため、エコバッグを持参しましょう。
観光用のポシェットやバッグ
マーケットで街歩きをする際などに、小さめのバッグがあると便利です。
市内に、象柄など、カンボジアらしいポシェットも売っており、観光客にも人気のアイテムがあります。

子ども向けの持ち物
小さいお子さんがいる場合は、大人の荷物にプラスして、必要な物を追加します。現地調達も可能ですが、使い慣れている者があれば、持参しましょう。
- ストローマグ、水筒
- 離乳食
- おむつ、おしりふき
- おもちゃ、絵本、ぬりえなどのひまつぶしアイテム
- 抱っこひも ※道が悪く、狭いので、小さい子ならベビーカーよりも抱っひもでの移動の方が楽。
食事に必要な物
日本食
カンボジア料理は、ココナツミルクやパクチー、香辛料など、東南アジア料理独特の味や香りがあります。味付けがこくて胃もたれしたり、刺激の強い料理も多いので、日本食が恋しくなることも。
そういったときのために、カップみそ汁や日本米(お湯でつくることができるものor電子レンジがあれば対応の物)など、日本のものをもっていくといいいです。
ホテルによっては、お湯がないこともあるため、ポータブルのケトルがあると便利。
また、カンボジアのスーパーでは、日本茶や麦茶など、甘くないお茶が販売されていないことがあります。お茶のパックや、麦茶など、必要に応じて持参するのがおすすめです。

携帯用ケトル
部屋でお湯を使う場合、ホテル内にケトルがない場合や、衛生上使用するのが不安な場合があります。
そういった場合は、携帯用のケトルを持参するのがおすすめ。

筆記用具
ボールペン
以前は入国審査カードの記入などで使用しましたが、現在は手書きすることがなくなりました。
しかし、案外使うことがあるため、必要に応じてもっていくと良いと思います。
メモ帳
メモに使ったり、旅の記録などに使うことがある場合は持参します。
現地調達でおすすめ カンボジアのお土産にもなるアイテム
カンボジア人がよく見に付けている物や、定番のお土産にもなる、おすすめ持ち物をご紹介します。
これらはシェムリアップのオールド・マーケットや、プノンペンのセントラルマーケットなどで売られています。種類豊富で、東南アジアの雰囲気が出ますよ。
クロマー
カンボジアの人たちの必需品、クロマー。スカーフのように首に巻いたり、帽子のように頭に寄せたり、汗拭きに使用したりするのに使います。このように、日常使いするクロマーは、ギンガムチェックの柄のものが定番。
蚕の生産でも有名なカンボジアでは、上質なシルクが、比較的手に入りやすい価格で売られています。
アラジンパンツ、サルエルパンツ
定番のパンツは、象の柄がプリントされた、薄手のゆったりとして裾がすぼまったパンツ。値段も2~5$程度と比較的購入しやすい値段。
リゾート気分が味わえるアジアンテイストな柄やシルエットがかわいくておすすめです。
パンツに合わせて、現地らしいTシャツを購入してもかわいいです。NO Tuktuk today や I ♡ CambodiaのTシャツ、アコールビールやサッカーカンボジア代表のユニフォームなど、カンボジアのお土産にもぴったりなものが売られています。

まとめ
カンボジアの持ち物についてまとめました。
良かったらカンボジアへ行かれる際の参考にして下さい。
除菌シート テーブル 現地のマーケットとかはテーブルが汚れていることも あると清潔
絆創膏 遺跡観光 結構足腰つかれる 湿布など
エコバッグ
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