香港ディズニーランドには、公式開園時間の1時間前から入ることができる、アーリ・パーク・エントリー・パスというチケットがあります。
パーク滞在が1日に限られていてできるだけ長く遊びたいときや、空いているアトラクションやエリアを楽しみたい場合には、アーリーパスがとても便利です。
しかし、アーリーパスには、いくつか注意点があるのと、使ってみて良かった点、失敗したな、と感じる点があったため、お伝えしたいと思います。
アーリー・パーク・エントリー・パスの基本情報
先ほどもお伝えした通り、アーリー・パーク・エントリー・パスとは、香港ディズニーランドの公式開園時間の1時間前に入園できるチケットです。開園時間について、公式サイトやアプリから確認できます。
パスは、事前に公式サイトや、Klookなどで購入しておきます。費用は、公式サイトでは199HK$(日本円でおよそ3980円)です。
3歳未満はチケットをもっている保護者同伴であれば無料ですが、3歳以上はチケットを購入する必要があります。
当日チケットを確認されるのですが、QRコードを提示する必要があります。
当日の様子
クリスマスイベント期間中の平日に行きました。
今回エクスプローラーズロッジからシャトルバスに乗ったのですが、バスの運行は6~20分間隔、パークまでは5程度で行けました。
シャトルバスはベビーカーを開いたままでも乗れるので便利でした。
この日は、パークのシャトルバスの駐車場に8時15分頃に到着しました。
パークの案内もあるので、場所がわからなければ、案内を確認します。降りていくと、大体の人はパークか駅方面に向かっていくので、パーク方面を目指します。エントランスが見えてくるのでわかるかと思います。
歩いていくと、鯨の噴水が見えます。
今回はその噴水が見えるあたり、脇の方に、アーリーの列の案内看板をもったキャストさんがいて、その列に並びました。
8時25分頃でしたが、この日は15人程度並んでいました。チケットを確認するとのことで、アーリー・パスのQRコードを用意して待機していました。
ちなみに、朝は風が強くて肌寒かったので、上着を着ていました。
8時35分くらいに列が動き始め、手荷物検査が行われました。
リュックサックやショルダーバック、ベビーカーの下の荷物やポップコーンバケットの中まで入念にチェックされました。ペットボトルや水筒、おやつは特に指摘されませんでした。
その後、入園ゲートの前まで進み、ここで待機します。チケットを準備しておきます。
この日は、10時が一般オープンで、9時ちょうどにオープンしました。
ミッキーの花壇の写真を撮影したり、ベビーカーのレンタルもあいていたため、レンタルしに行きました。ベビーカーのレンタル場所は、シティホール横の消防署です。
ショップをのぞいて、城前で記念写真をとり、城をくぐってファンタジーランドの方へ向かいました。いろいろやってここまで来るのにおよそ20分、普通に歩けば5分程ですが、だいぶゆっくり移動してしましました。
その後誰も人がいなかったプーさんに乗りました。また、ワールド・オブ・フローズンで買い物やおやつを購入し、あっという間に一般オープンの時間になりました。
乗れるアトラクション、開いているショップ
アーリーで入園しても、全てのエリア、アトラクションが開いているわけではありません。
乗れるアトラクションはこちらです。
ファンタジーランド
- シンデレラカルーセル
- 空飛ぶダンボ
- メニ―アドベンチャーズウィニザプー
ワールド・オブ・フローズン
- フローズン・エバー・アフター
- ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ
※メインストリートUSAでは、2025年2月21日スタートのダッフィー&フレンズ プレイ・デイズ期間中は香港ディズニーランド鉄道及びダッフィー&フレンズ プレイ・ハウスがオープンする予定とのことです。
ショップはこちらです。
メインストリートUSA
- マーティーズ・ジェネラルストア
- メインストリート・ベーカリー
- マーケットハウス
- メインストリート・マーケット
- メインストリートUSAのポップコーンカート、フローズン・ロリポップ・カート
ファンタジーランド
- プーさん・コーナー
- ファンタジーランドでのホットドッグ、軸付きコーン、フレッシュドリンク、フローズン・ロリポップ・カート
ワールド・オブ・フローズン
- ティック・トック トイズ&コレクタブルズ
- トラベリング・トレーダーズ
- フォレスト・フェア
- ノーザン・ディライツ
※時間外に変更になる場合もあるため、アプリで確認してください。
アーリーを使ってよかった点
①1日パークを長く楽しめた
公式開園が10時と、東京ディズニーランドに比較すると開園時間が遅いかな、という印象を受けますが、1時間早く9時から遊べるとなると、その間に空いているアトラクションやショップを楽しむことができます。
今回は、パークに来られる日数が1日しかない中、乗りたいアトラクション、行きたいショップ、見たいショーが盛沢山あって、時間が欲しかったので、1時間早く入園してパークを楽しめたのは良かったです。
また子どもは午後眠くなってしまうと予想されたので、できれば午前中早めの時間から活動したいというのもあり、朝早くに入園できたのは午前中の時間を有効活用できて良かったと思います。
②空いているパークを楽しめた
日によっても違うと思いますが、日本のディズニーのように、早朝に行かなくても、比較的入園ゲートの前方に並べて、早くに入園できます。そのため、園内で写真を撮影するのに、周りの人に配慮したり、順番で並ぶことなく撮影できます。
キャッスル・オブ・マジカルドリームは、やはり香港ディズニーのシンボルでもありますし、今のシーズンでは、メインストリートUSAに大きなクリスマスツリーもあるのでおすすめです。
また、朝の比較的すいているショップで、パークで身に着けたいものを選んで購入することもできます。
アトラクションも空いており、多くのゲストがワールド・オブ・フローズンへ向かうため、ファンタジーランドはがらがらな印象です。ワールド・オブ・フローズンも一般開園時間近くになると、待ち時間も10分前後~程かかるようになってしまうため、待ち時間ほぼなしで乗りたければ、フローズン・エバー・アフターやオーのスライディング・スレイは一番に行くことをおすすめします。
また、ベーカリーやカート、軽食を売っているショップも空いているため小腹を満たすのにも丁度いいかと思います。
ワールド・オブ・フローズンにあるノーザン・ディライツには、かわいいオラフのソフトクリームもあり、待ち時間ほぼ無しで購入できました。
アーリー失敗した点
①朝が早くて子どもが寝てしまった
時差の関係もあり、朝は5時に起きてしまいました。パークの入園まで4時間もあり、朝食後ホテルの部屋で騒ぐわけにもいかなかったため、外へ散策に出かけました。
ホテル周辺の遊具などで遊んだり、ハリウッド・ホテルからエクスプローラーズロッジに歩いたりしてました。
その結果、子どもが疲れてしまい、入園までの待ち時間で次男は寝てしまい、長男も歩けないと言ってベビーカーを借りて乗せたとたん爆睡してしまいました。
長男に関しては、アーリーの時間でひたすらお昼寝をしてしまいました。
なので、昼寝に使うというなんとももったいないアーリーの使い方をすることになってしまいました。
もし持参したベビーカーや抱っこひもがあれば、そこで子どもを休ませておく方がいいかと思います。
②アトラクションに全然乗れなかった
長男が寝てしまったことで、夫はアトラクションにのることができず、一般開園時間になりました。
私も写真を撮ったり、ベビーカーを借りたり、ショップへ行って頼まれたお土産を買ったりしているうちに、プーさんしか乗れませんでした。
事前の計画では、空いているという噂も聞いていたため、あいている全部のアトラクションに乗れるのではないか、と思っていたのですが、意外と時間がたりませんでした。
また、当初の計画では、誰かが寝てしまう想定ではなかったため、計画していても計画通りにはいかないな、というのが印象としてありました。
今回長男が寝ている間夫はジャンボターキーレッグを食べていました。交代で乗りたくても、ターキーを食べるのに時間がかかるので、夫はアトラクションに乗れませんでした。
家族でアトラクションに交代で乗れるよう、アーリーの1時間のすごし方について、家族と時間配分を考えることが大切だと思いました。
③子どものトイレのタイミングを逃すところだった
子どものトイレ、普段は気にかけているのですが、アーリーでアトラクションやショップなど、行きたいところがたくさんあり、子どもにトイレの確認をするのがおろそかになっていました。
フローズン・エバー・アフターに乗る際、三男を抱っこしながら、3歳の次男を連れて乗ろうとしたところ、親1人で小さい子ども2人は危険と判断されたのか、「あとで来て」と言われてしまいました。結果、再入場チケットを渡されて、アトラクション乗車直前で出口に誘導されてしまいました。
しかし、その出口に向かう途中、息子がトイレに行きたいといったため、アトラクションの乗車を拒否されたおかげで、トイレに間に合ってよかった、ということがありました。
アトラクションも10分くらいの待ちでしたが、ボートライドのため水の音がして、なんとなくトイレ行きたい、っていいそうだな、と予感はしたのですが。
まとめ
パークに行く日数が限られている場合や、1日パークを満喫したい方、乗りたいアトラクションや行きたいショップなどがある場合には、アーリーエントリーの時間は比較的空いているので、アーリーパスの購入がおすすめといえます。
事前にどこに行きたいのか、優先順位を決めるとともに、パークに一緒に行く家族や友人たちと、どこに行ってなにをするか、パークに入る前から決めておくと、うまく時間を使えるかと思います。
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