香港ディズニーランドに行く際、パークのシステムの違いや、環境、物価、文化の違いなど、日本と比べていろいろと異なることがあります。
そこで今回は、香港ディズニーランドにいくときに、どういったことに気をつけたらいいか、ということについてまとめました。
これを知っているだけでも、事前に持ち物や心の準備ができたり、パークでの過ごし方の計画を立てる上でのヒントになると思います。
香港ディズニーランドへ行かれる方は、ぜひチェックしてみてください。
①来園するにはチケット、パスポートを忘れずに 入園予約もしておこう
チケットは、事前に香港ディズニーランド公式サイトまたはアプリや、Klook、KKdayなどのチケット販売サイトから購入できます。香港ディズニーランドの公式ホテルや、パークのチケットブースなどでも購入できます。
1dayチケットは来園する日によって価格がかわります(ティア1~4にわかれています)ので、注意してください。さらに、マジック・アクセスも、シルバー、ゴールド、プラチナの3種類があり、入園できる日や特典など、内容も変わります。
購入する際は、日程や予算などを考慮してチケットを選んでください。
チケットもQRコードが提示できないと無効になってしまうことがあるので、ネットがつながるか不安な場合は、チケットのPDFやQRコードをプリントアウトしておくと安心です。
また、チケットを購入するだけでは、当日入園できないことがあります。
香港ディズニーランドの公式サイトや公式アプリの、『マイパーク入場予約』から、入園予約をしていきましょう。
例外として、香港ディズニーランド公式からのチケット購入や、一部の予約サイト(klookの入園予約不要のチケットの場合は不要 ※ただしチケットの種類によっては別途入園予約が必要な場合もあります)などからのチケット購入の場合、入園日を指定することで予約が不要なこともあります。
また、入園する際、場合によっては入場ゲートでパスポートの提示を求められる場合があります。
防犯上においても、ホテルの部屋に置いたままは危ないので、持参しておきましょう。
②物価が日本のディズニーの倍はする
水(500ml)で比較すると、空港やスーパーではおおむね150円~200円ほど、パークでは1本550~600円程します(レートによって変動します)。
レストランでハンバーガーセットを頼むと、3000円程。定番土産のチョコクランチも3000円程と、東京ディズニーランドの同じような商品でも、2倍、あるいはそれ以上かかることも。

また、お土産もとても高い印象。香港限定グッズはとても魅力的ですが、日本のディズニーよりも高いです。
パーク内のショップのセール品コーナーをチェックしたり、公式ホテルに宿泊の場合は、ホテルのショップで使えるクーポンを活用することもできるので、お土産を購入するときにはチェックしてみてください。
香港ディズニーの節約のポイントについてまとめた記事もありますので、よかったらこちらもごらんください。

③現金が必要なことがあるので、必要に応じて両替を
香港国際空港から、香港ディズニーランドへ行く際、タクシーなら15分で行けるので、タクシーを利用する人も多いと思います。
しかし、香港のタクシーは、支払いが現金のみの場合も少なくありません。
タクシーに乗る際の注意点や大体の費用についてまとめた詳細な記事がありますので、よかったらご覧ください。

また、パーク内、一部で現金が必要になることがあります。
パーク内で現金が必要になる場合はこちら
- ベビーカーや車いすレンタルのデポジット代
- スーベニアメダル代(一部オクトパスカードが使える)
- カプセルトイ(時期によってはカプセルトイをやっている場合がある)
- 一部のワゴン など
パーク内で現金が必要になることがあります。また、クレジットカードが使えない、という事態にも備え、初めて行く場合などは、現金を持参するか、クレジットカードを複数枚もっていくなど、複数の決済方法を準備しておくと安心です。
基本的には、レストランやショップでは、現金以外にもクレジットカードやオクトパスカード、ApplePayなどが使えます。
④ファミリー向けアトラクションでも結構はげしめ
スリンキー・ドッグ・スピンや、フローズン・エバー・アフターは、身長制限がないためファミリー層向けのアトラクションに見えます。
しかし、回転速度が速かったり、落下することもあります。
日本のアトラクションのように、抱っこひもで乗ることができるのか、アトラクションに安定して座った状態で乗らなければならないのか、といった明確な記載がありません。
子連れでアトラクションにライドする際の注意点などについて、以下の記事に詳細が載っていますので、よかったら参照ください。



⑤待ち列は間隔が狭いので要注意 子どもから目を離さないで
Qラインでアトラクションを待っているとき、日本のディズニーで並ぶよりも、間隔を詰めて並ぶ印象があります。
間隔をあけていると、小さい子どもが順番を抜かしそうになったりすることもあります。また、間隔も近いので、ぶつかったりすることもあります。
また、他のゲストにぶつからないよう、小さなお子さんがいる場合は注意しましょう。
⑥食事時は席がないことも 混雑回避で時間帯をずらす必要がある
日本のディズニーでもあるあるですが、食事のピーク時は、座席がないこともあります。
一部のレストランでは、事前に予約することもできますが、そうではない場合、座席を確保する必要があります。
特に、暑さの厳しい時期は、店内席を確保したいですよね。
レストランについての記事もありますので、よろしければこちらもご覧ください。

⑦ショップは基本混んでいる セール品はすぐになくなることも
イベント開催中など、限定グッズを求めて多くの客がショップに入ることがあります。
ショップは、特に昼過ぎから混雑し始め、夕方には店内がゲストでいっぱいになることも。
セール品でほしいと思ったアイテム、ちょっと迷っているうちに売り切れた、なんてこともありますし、人気キャラクターや人気グッズは、後で買おうと思ったらない、なんてこともあります。
すいている時間帯にお土産を買っておけば、効率的にお土産選びもできます。
お土産を預かってくれる、便利なパッケージエクスプレスを使えば、荷物を持ち歩く負担がなく過ごせます。
詳しくはこちらに記事がありますので、良かったらご覧ください。

⑧多機能トイレはなかなかあかない
多機能トイレは、車いすユーザーや、オストメイトなど、必要とするゲストが優先的に使える必要があります。
しかし、家族で入って長時間使用している場合が多く、なかなか出てこないこともあります。
⑨Wi-Fiは不安定 あてにしない方が良い
パーク内には、Wi-Fiがありますが、スマホによっては安定して使えないことも。
また、防犯上、フリーWi-Fiは安全性が高いとは言えない場合もあります。
しかし、スマホで購入した電子チケットやバウチャーの呈示をする際、ネットが使えず呈示できないと、せっかく購入したものが無駄になってしまいます。
また、香港ディズニーランドの公式アプリを使用する機会もあるため、ネット環境が不安定だととても不便です。
➉時期によってはかなり暑さが厳しい
4~10月の春から秋にかけての香港の気温は、日本の平均気温よりもやや高めです。
とくに6~8月の真夏になると、屋外に出ることすら難しいことも。
香港ディズニーランドがランタオ島の海の近くに位置することもあり、湿度も高く、暑さに湿度が加わると、かなり過酷な日もあります。
また、一部のショーやパレードは、暑さでキャンセルとなったり、パレードの停止がなくなったりすることがあるということも念頭においておきましょう。
⑪台風シーズンや雨季に注意 場合によっては休園も
香港では、5月~11月に雨季になり、特に6月~8月が最も雨の量が多くなります。
また、夏から秋にかけては台風が発生する可能性も高くなります。
特に、台風は5段階によるシグナルがあり(T1、T3、T8、T9、T10)、シグナル8以上(=暴風が予想される)では、休園となることが多いようです。雨の場合、3段階のシグナル(黄、紅、黑)のうち、黑雨では休園の可能性があります。
あくまで基準ですので、状況によっては運営が中止されることがあります。また、パーク以外にも、市内の店舗や交通機関、観光地などがクローズすることもありますし、ホテルからでることができなくなることがあります。
警報が出ていない場合でも、雨や雷・強風の場合は、屋外アトラクション(ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーやジャングルリバー・クルーズ、ダンボなど)や、ショーやパレードは、運休になることがあります。
また、香港ディズニーランド公式アプリから、アトラクションやショーの運営状況について確認できます。
⑫蚊やサンドフライに注意
日本よりも気温が高く、湿度も高めの香港ディズニーランド。
ホテルの出入り口などには、虫よけスプレーが設置されていますが、成分やアレルギーが心配な場合は、虫よけスプレーをもっていくことをおすすめします。
特に子どもはアルコール成分やディート成分は、身体への負担もありますので、使う際は十分に注意しましょう。
まとめ
香港ディズニーランドでは、日本のディズニーで遊ぶ時と異なる点もありますので、荷造りや旅の計画を立てる上での参考にしていただければと思います。
香港ディズニーランドへ行かれる際、こちらにもおすすめの記事がありますので、良かったらご覧ください。


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